Affogato

ものづくりに関わってると日頃からイデオロギーの対立に向き合うことになります。AとB、どちらが良いのだろうか。いやBは絶対に無い。Bを支持するやつはどうかしてるなど。


ナツ「『アフォガート』って言うの。知ってた?」
ナツ「甘みの代表格とも言えるバニラアイスと、苦味の代表格とも言えるエスプレッソの融合。」
ナツ「一節によると優に数千を超えると言われているスイーツの中でも、絶品だと名高いもののひとつなんだー。」

ブルアカで一番好きな絆ストーリーです。ナツが絶品のスイーツ「アフォガート」を例にアウフヘーベンの概念を教えてくれます。

日本語では「止揚」「揚棄」と訳される。
ヘーゲル弁証法における根本概念。
あるひとつの命題(テーゼ)と、それに反対・矛盾する反命題(アンチテーゼ)との二つの相反する命題を、互いに否定しつつも生かして統合し、より高次元の段階である総合命題(ジンテーゼ)を導くこと。
アウフヘーベンとは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな

アウフヘーベン、最近知った言葉ですがものづくりには欠かせない考え方だと思うようになってきました。

一つの考え方を依り代に殻に閉じこもってるようだと、遅かれ早かれ限界にぶち当たります。もっと広く当たらないと行けない。思ってた以上に自分の知ってる世界は狭い。数年キャリアを積んできたのだからあら方知ってるだろうという油断がある、実は何も分かってなかったりする。

もっと死角を突いてみる必要があるのだと思います。もっと死角を突いてくれる人が欲しい。

なので最近の僕は昨日までAは無いなーって言ってたけどひょんなきっかけでAを深掘りしたら面白いところあるじゃんってコロッと認識を変えて周りに広めたり、エンジニアがそんなことまでするの?ってことに興味持って手を出したりしてます。

ナツも満足出来るような、美味しいアフォガートを作りたいですね。